教育プログラム

サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)共同プログラムについて

集中講義を開催します。

科目名 開講日時

共同コア科目「サステイナビリティ最前線2010」
参加者募集中です!(締め切り10月29日)

2010年10月30日(土)、2010年11月6日(土)、13日(土)


科目名 開講日時

共同コア科目「サステイナビリティ最前線2009」
終了しました!

2009年12月19日(土)、2010年1月9日(土)、23日(土)

平成16年8月、文部科学省科学技術振興調整費の支援を受けサステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)が東京大学を中心に設置されました。IR3Sは地球社会を持続可能なものへと導くビジョンの構築と、その基礎となる新しい超学的な学術を「サステイナビリティ学」として創成することを目指し、国内5大学(東京大学(主管校)、京都大学、大阪大学、北海道大学、茨城大学)と協力機関(国立環境研究所、千葉大学、東洋大学、東北大学、早稲田大学、立命館大学)による連携組織で、大阪大学RISSはその一機関として位置づけられます。

IR3Sでは、サステイナビリティに関連する多様な学術領域を統合する研究を目指すとともに、サステイナブルな社会の構築をめざして国際的に活躍できる専門家の育成を目指して各大学にサステイナビリティ学教育プログラムを設置しています。大阪大学の高度副プログラム「サステイナビリティ学」は、この大きな枠組みの中で作られた教育プログラムでもあります。

そして、IR3Sは各大学の教育プログラムを含めた形でIR3S共同教育プログラムを定義し、その履修を認定することにしました。具体的には、大阪大学高度副プログラム「サステイナビリティ学」の修得4科目8単位に加え、IR3Sが共同で提供するコア科目「サステイナビリティ学最前線」2単位、合計10単位を履修することを認定要件とし、IR3S名の下に共同教育プログラム修了認定証が授与されます。

共同コア科目「サステイナビリティ最前線」では、各大学のトップランナーの研究者がサステイナビリティ学に関する最先端の研究について英語で講義し、学生がサステイナビリティ学研究の最先端に触れることで、サステイナビリティ学の関連分野の広さと相互関連性を知り、それらの統合とサステイナビリティ学創成の過程に参加することを目的としています。平成20年度は遠隔講義システムを用い、3月2,3,4日に集中講義形式で開講しました。

  第1日 第2日 第3日
1 「エネルギーと物質に関するサステイナビリティ学:ビジョン 2050」
小宮山 宏(IR3S機構長・東大総長)
「生物生産圏の持続性」
大崎 満(北大 農学研究院 教授)
「GHG削減は経済にとってコストか?」
伴金美(阪大 経済学研究科 教授)
2 「資源環境問題のフレーミング:「問題」の定義をめぐる制度分析」
佐藤 仁(東大 新領域 准教授)
「持続性の倫理学」
蔵田 伸雄 (北大 文学研究科 )
「サステイナビリティ科学のための知識の構造化 -オントロジー工学的アプローチ」
溝口理一郎(阪大 産業科学研究所 教授)
3 「環境汚染による健康への影響」
柳沢 幸雄(東大 新領域 教授)
「気候変動の影響と対応策」
三村 信男 (茨城大 理工学研究科 教授)
「環境危機への事前対応」
井合 進(KSI統括ディレクター 兼 京大 防災研究所 教授)
4 「持続可能な社会の長期ビジョン構築」
増井 利彦 (国立環境研)
「人間科学からのアプローチ」
伊藤 哲司(茨城大 人文科学研究科 教授)
「持続可能な経済発展の理論」
植田 和弘(京大 地球環境学堂・経済学研究科 教授)

(参考) 平成20年度「サステイナビリティ最前線」スケジュール

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