教育プログラム

高度副プログラム「サステイナビリティ学」

このHPをご覧になっている皆さんは持続可能な社会(サステイナビリティ)や環境問題といったことに興味をお持ちだと思います。しかし、サステイナビリティに関連する領域はあまりにも広く、一体自分の専門知識が何に役立つのか、また(同じ関心を持っていても)他分野の人はどういう知識や考え方をしているのだろうか、という疑問がわいてくるはずです。SDCのプログラムはこういった疑問に答えるためのカリキュラムを用意しています。私達は全学に開かれた教育プログラムを通じて、大学内にあるサステイナビリティに関する知識と人を交流させ新たな統合知を生み出すこと、さらにそれを皆さんに伝えることで、サステイナビリティ学の俯瞰的見識を身に付けた各分野の専門家として広く社会で活躍する人材を育成することを目指しています。 高度副プログラム「サステイナビリティ学」は、従来の学位プログラムと違いサステイナビリティ学に関する分野別の科目群を設定し、どのような科目を履修すればサステイナビリティについての知識を深められるかについて履修指針を提示します。具体的には高度副プログラム「サステイナビリティ学」は3つの必修選択科目と25の選択科目から構成されています。下図はそのイメージとなります。

プログラムイメージ

サステイナビリティ学教育プログラムのイメージ (持続可能技術デザインは2010年度未開講)

ここでプログラムの科目群について簡単に説明します。まず、選択必修科目では、サステイナビリティ・リテラシー向上を目的として、具体例を通じた問題俯瞰知識の獲得、解決手段となる技術や評価手法の学習などを行います。またこれら科目では、コミュニケーション能力や現場の知識を高めるために、グループディスカッションや実地見学などを実施します。必修選択科目はどれもサステイナビリティ学におけるコアの概念や手法を取り扱いますが、その視点やアプローチによって4つの科目にわかれています。下の図をご参照ください。

選択必修科目の趣旨

サステイナビリティ学選択必修科目(4科目)の趣旨(持続可能技術デザインは2010年度未開講)

また、選択科目であるサステイナビリティ・アソシエイト科目(25科目)はそれぞれの研究科で開講されているサステイナビリティに関連する科目を読み替える形で提供しています。このアソシエイト科目ではサステイナビリティに必要な教養・知識や技術を深め、科学技術に関する倫理観やコミュニケーション能力を身に付けることなどを目的としています。

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